日常では味わえない体験ができる海の中には、想像を超える美しい世界が広がっています。
美しい世界を覗いてみたくないですか?
15年ダイビングインストラクターを経験した私がライセンス無くても海の中を体験できる
『体験ダイビング』について紹介していきます!
スクーバダイビング
ダイビングといっても、どうやって始めればいいの?と思ってる方も多いと思います。
地元の町のダイビングショップ、旅行先のダイビングショップ、または学校の
部活・サークルなどいろんな参加方法がありますが、いきなりダイビングライセンスを取得は
少しハードルが高いと思う人も多いと思います。
まずは気軽にチャレンジできる体験ダイビングにトライしてみてください。
キラキラと青く美しい海、優雅に泳ぐ魚たち、色鮮やかなサンゴ礁に
夢中になること間違いないです。海の世界は、本当に美しくて素晴らしいですよ!!
泳げない方や体力に自信のない方も、インストラクターに是非相談してください。
安心、安全にサポートしてくれます。
実際の体験ダイビングの前に、インストラクターからしっかり説明があります。
どんな説明があるのか?って気になりますよね?参考にしてみてください。
1、呼吸方法とは?
みなさんは、日常生活で呼吸をする事に意識をしたことってないですよね。
水中でも、陸上生活と同じくずっと呼吸をしないといけません。
そこで使うのがダイビング器材の呼吸器(レギュレーター)です。
鼻は水中マスク(ゴーグル)で覆われてるため、呼吸は口から吸って
口から吐く『口呼吸』になります。口呼吸になれることが大事です。
まず呼吸器に付いてるマウスピースの咥え方がポイントになります。
マウスピース部分を歯で噛んで咥えるのではなく唇で咥えます。
「あ」の口でマウスピース部分を口に入れ、
「い」の口でマウスピースを軽く咥えます。
「う」の口で口をすぼめればOKです。
呼吸する時も『う』の口を意識してみてください。
いざ練習開始となると頑張る気持ちで、いっぱい吸おうとします。
息を吸う方に意識しがちですが、吐く事・吐ききることが大事です。
息を吸うのが『3秒』に対して、息を吐くのは『7秒』と考えて
ゆっくり練習してみてください。
初めはどんな人でも少し緊張すると思います。水面で練習をし慣れてから水中に入ります。
肩の力を抜きゆっくり練習することが1番です!
2、耳抜き
素潜りの経験がある人は、耳の違和感や痛くなったことありませんか?
例えば日常では、エレベーターで高層階へ移動した時、飛行機の離着陸時のように
元々いた場所から気圧の異なる場所に移動すると耳に膜が張ったような、
こもって音が聞こえているようなことを体感したことありませんか?
みなさん、その時に自然と耳抜きができているんです。
水中でも正しい耳抜きを行えば、快適に水中を楽しめますよ!
ダイビングでは、水面から水中に潜り始めると水圧がかかり鼓膜が圧迫されます。
そのままにしてると耳に違和感や痛みを感じますが「耳抜き」をすれば解消されます。
ポイントは、耳が痛くなってから耳ぬきをするは遅いとう事を知っておいてください。
水深が深くなるにつれ水圧は増えるため、その都度、耳ぬきをすることが大事です。
初めは耳の違和感に気がつかないこともあり『耳が痛い?』と急に感じることもあります。
その際は、少し浅い場所に(50センチや1メートルぐらい)戻って
耳抜きをすることを覚えておいてくださいね。
◆耳抜きの方法◆
①鼻をつまんだままツバを飲み込んだり、アゴを動かす。
(ツバがなくても唾を飲む行為をしてみる)
②鼻をつまんで口から空気を吸い込み、ゆっくり鼻へ息を送り込む。
上記①と②を繰り返しながら、ゆっくり潜って行きましょう。
無理をせず、少しずつ耳抜きをしてください。
わたし自身、初めの頃はガムを噛むことで顎を鍛える事をしていました。
すこし楽に耳抜きができるようになりましたよ。参考までに!
3、泳ぎ方
プールや海水浴で泳ぐ場合は、手と足を使いますがダイビングでは足だけで泳ぎます。
一生懸命、泳ぐと疲れてしまいます。
ポイントは、ゆっくりした動きすることです!
例えば、バタ足の泳ぎ方の場合は細かくバタ足をするのでなく、
ゆっくり大きく足を動かすことをイメージしてください!
また平泳ぎのような感じで、カエルのように泳ぐ足の動かし方でもOKです。
泳ぎが心配な方は、無理をしなくていいです!インストラクターが近くにいます。
移動する際は、プロが手を差しのべてくれますので甘えちゃいましょう。
4、姿勢
日常と同じように立ったり、イスに座る行動を行ってしまいますが、
背中にはダイビングタンクを背負っている事もあり水中では、うまくバランスが取れません。
『うつ伏せ』『膝立ち』を心がけると自然と前かがみになるとことで、
バランスがとりやすくなります。
ダイビングスタイルによっては、ロープをつかまっていたり、岩につかまったり、
手を繋いだりする事がありますが信頼するインストラクターに頼ってくださいね。
5、会話
海の中では声を出して会話ができないため、
手を使ってジェスチャー(ハンドシグナル)を行います。
両手を使うこともありますが、基本は片手で合図を出します。
インストラクターは、手で合図を出す事もありますが水中でかける水中ノートを持ってます。
ノートで指示があればよく読んでくださいね。
どんな風にダイビングするの?
体験ダイビングは、ビーチから潜るビーチダイビングと
船に乗ってポイントまで移動し潜るボートダイビングとあります。
船に乗る時間は、ポイントによっても異なるため船酔いが心配な方はビーチダイビングか
移動時間が短いボートダイビングがオススメです。
例えば、移動が長い沖縄の慶良間諸島へのダイビングする時は、
1日クルーザー船に乗船しポイントを回るダイビングショップ型と、
フェリーや高速船で移動し、当日や翌日に島のダイビングショップで体験をする事も
できるため、あたなに合ったプランを選んでくださいね。
制限はあるの?
・ダイビングの年齢制限は下限は10歳から上限はありません。
・体験後、飛行機に搭乗される方は参加できないので計画はしっかり立ててくださいね。
・当日の飲酒や二日酔いの場合、安全上問題が生じる恐れがあるため参加を断られます。
・健康状態によっては体験ダイビングに参加できないこともあるので、高血圧や糖尿病、
てんかんやぜんそく、中耳炎や蓄膿症など、持病をお持ちの方や病気を治療中の方など
何か病歴や疾患をお持ちの方は安全にダイビングを楽しむためには
医師の診断を必ず受けましょう。
沖縄のおすすめポイント!
①慶良間諸島 砂地ポイント『ナガンヌ島』ボートで20分
②恩納村 砂地のポイント『山田ポイント』ボートの移動時間5~10分
③恩納村 地形のポイント『真栄田岬(青の洞窟)』ビーチとボート2パターン
まとめ
ライセンスなしでも楽園の水中世界を体験しませんか?という事で体験ダイビングについて参考になる事をまとめていきました。
私自身、インストラクターを経験し一緒に海の世界を楽しみ感動しみなさんの笑顔を見る事が1番の楽しみでした。
あなたの忘れられない思い出に是非、貴重な体験にチャレンジしてみてください。