こんにちは、akkoです。
バックアップについて以前も紹介させていただきましたが
何がバックアップに含まれるのか?
バックアップされないものは何?
そんな悩み解消のお手伝いできればと思います。
iCloudサービス有効とは?バックアップされないのは何?
以前にも紹介されていただいたiCloudバックアップ作成の対策とは?、ですが
実際にバックアップの作成方法は分かる方も多いと思います。
iPhone上で行うiCloudバックアップもパソコンで行うiTunesバックアップも
バックアップは、一括で作成される仕組みになっていますが
作成されたバックアップを個別で抜き出すことはできません。
バックアップ作成する前に大事なポイントとして、
以前に紹介させていただいたiCloudへログインして何ができる?
を参照いただくと少し掴めるとこがあると思いますが、
実際にバックアップしたい製品でiCloudサービスがどう利用されてるかで
バックアップに含めれないものがあります。
まずは、iCloudの設定の中でオンにしてる項目を確認していきましょう。
設定▶︎名前▶︎iCloud
この項目でオンにしてるものは、バックアップ対象外になります。
対象外ですが、iCloudの項目がオンになっていれば情報がiCloudサーバーに保管されてる仕組みになります。
iCloudバックアップ対象外 | iTunesバックアップ対象対象外 | |
① |
ボイスメモ
・iOS11以前はバックアップ対象 ・iOS12以降はバックアップ対象外 |
ボイスメモ
・iOS11以前はバックアップ対象 ・iOS12以降はバックアップ対象外 |
② | 連絡先 | 連絡先 |
③ | メモ | メモ |
④ | メッセージ | メッセージ |
⑤ | カレンダー | カレンダー |
⑥ | iCloud写真 | iCloud写真 |
⑦ | 電話(発信着信履歴・よく使う項目) | 着信音 |
⑧ | Safari(ブックマークや履歴) | |
⑨ | ヘルスケア |
上記以外に、iCloud設定のオンには関係ない2つのポイントがあります!
1つは、iPhoneの画面ロック解除に使うパスコードはバックアップに含まれないため
データ移行するたびに、新しく設定する必要があります。
2つ目は、AppStoreやiTunes Storeで購入したコンテンツやアプリもバックアップには入らないですが
AppleIDとパスワードがiPhoneにサインインされれば再度ダウンロードができます。
バックアップに含まれる項目とは?
iPhoneで行うiCloudバックアップと、パソコンで行うiTunesバックアップとで若干ですが
何がふくまれるか対象に違いがあります。
iCloudバックアップに含まれる | iTunesバックアップに含まれる | |
1 | 壁紙 | 壁紙 |
2 | ホーム画面のとアプリの配置 | ホーム画面のとアプリの配置 |
3 | ネットワーク設定 | ネットワーク設定 |
4 | アプリデータ | アプリデータ |
5 | スクリーンタイム(機能制限) | スクリーンタイム(機能制限) |
6 | GameCenter | GameCenter |
7 | メールアカウント情報のみ対象 | ●メールアカウント情報のみ対象(iTunes暗号化バックアップの場合パスワードも対象) |
8 | Bluetoothのペアリングの記録 | Bluetoothのペアリングの記録 |
9 | AppleWatchのバックアップ | AppleWatchのバックアップ |
10 | ★カレンダー(他者製カレンダーは対象それ以外は対象外) | ★カレンダー(iCloudカレンダーがオンでない場合) |
11 | インストールされてるプロファイル | インストールされてるプロファイル |
12 | キーボードの言語、辞書 | キーボード |
13 | 着信音(iOS11以降の場合) | Safari(ブックマークや履歴) |
14 | キーチェーン | ●キーチェーン(iTunes暗号化バックアップした場合のみ) |
15 | ★メッセージ(iCloudにメッセージがオンでない場合) | ★メッセージ(iCloudにメッセージがオンでない場合) |
16 | ★写真(iCloud写真がオンでない場合) | 写真(カメラロールのみ) |
17 | ★メモ(iCloudメモがオンでない場合) | |
18 | ★連絡先(iCloud連絡先がオンでない場合) | |
19 | ●ヘルスケア(iTunes暗号化バックアップした場合のみ) | |
20 | ●電話(発信着信履歴・よく使う項目)(iTunes暗号化バックアップした場合のみ) |
★チェックポイントは、iCloud設定をオンにしてるとiTunesではバックアップは対象外になります。
iTunesバックアップに全てバックアップする場合は、iCloud設定のオンになってる項目が何かを
確認しておくことが大事になります。
もしiCloud設定をオンにしていても、データを入れたい製品で再度iCloudにAppleIDとパスワードで
ログインできればデータはもどってきます!
●チェックポイントは、iTunesバックアップで暗号化した場合のみです。
iTunesバックアップの暗号化にチェックをいれる場合は、自分でパスワードを決めれます。
暗号化のパスワードを忘れてしまうと、データを復元できなくなる事もあるので
メモしておくことをお勧めします。
Apple公式サイト:iTunesバックアップの暗号化について
アプリなどのデータはどうなるの?
自分でインストールしたアプリのデータって一番大事です。
iCloudバックアップ、iTunesバックアップともにアプリデータもバックアップ対象にはなりますが
アプリを使うためのアカウントやパスワードは、バックアップには含まれないことがあります。
そのため事前にアプリごと、登録情報をメモで控えておくことをオススメします。
アプリごとデータ引き継ぎ方法が異なりますので、インストールしたアプリではそれぞれ要チェックです。
まとめ
今回は、iPhoneのバックアップ含まれる対象って何?について紹介させていただきました。
機種変更の際には、ちゃんとデータが移行できるか!ほんとに大事なポイントですよね。
自分のデータを管理できれば、スムーズに行えますよ!
みなさんの、iPhoneライフが楽しくなるお手伝いになれば幸いです。