スノーケリングは年齢性別を問わず、手軽で安全に楽しめます。
スノーケリングをすぐにでも始められるよう、何が必要か確認しておきたいですよね。
でも道具選びはどうしたらいいの？
慎重にっと言っても難しいわけではなく簡単なことを気を付けるだけで
自分にあった物をつけてスノーケリングをより楽しめますよ。
今回は、失敗しないスノーケル用品を選ぶポイントを紹介していきます。
スノーケル用品
スノーケルリングではマスク・スノーケル・フィン・スノーケリングベストの
４点が必須の道具になります。
マスク
スノーケリングをしながら海の中を観察する時に一番大切なのがマスクです。
マスクにはタイプが２つあります。
１眼タイプ：１枚のレンズで作られているタイプで中央にレンズの仕切りがなく広い視野を確保できます。
２眼タイプ：2枚のレンズで作られてレンズの中央が仕切られているタイプ。
一眼タイプに比べると視野はやや狭いですが、度付きレンズや視力矯正レンズを装着できます。
女性向けのコンパクトでかわいいデザインのマスクや、子ども用もあるので
自分の顔にぴったりフィットする物を選びのが大事です。
選ぶポイント：マスクを顔に当てて鼻から少しだけ息を吸い込み、
手を放してもマスクが落ちなければマスクが自分の顔にフィットしてることが確認できます。
マスク着用時は、メガネは外しましょう。
コンタクトレンズの使用問題ないですが、水中で失くしてしまうこともあるので、
1dayタイプがおすすめです。
スノーケル
スノーケルを使用することで水に顔をつけたまま呼吸することができます。
スノーケルの選び方で重要なポイントは、マウスピースのサイズとパイプ部分の太さです。
マウスピースのサイズが大きすぎるとアゴが疲れてしまいます。
小さすぎると水が入ってしまうことがあります。
またパイプが太すぎると肺活量が必要です。
肺活量が少ない方や初級者の方は、排水弁というホースの下に付いている
排水口付きのスノーケルがおすすめです。
弁があることによって水の侵入を効率的に防いでくれ息苦しさも少なく
快適に楽しむ事ができます。
フィン（足ヒレ）
フィンは、海水をしっかりと蹴って進むことができるアイテムです。
スノーケリングを快適に楽しむために自分の足にしっかりフィット
していることが重要です。
製品によって形状や長さ、幅、重さなどが異なります。
一般的には、長く幅が広いほうが高い推進力を得られますが、
重量があるほど扱いが難しくなるため注意が必要です。
フィンにはフルフットタイプとストラップタイプの２種類あります。
フルフットタイプ：サイズ調整はできないが足のサイズが変わらない限り抜群の安定感のフィン。
基本的には素足で着用しますが、擦れることを防ぐためにシューズなどの上から着用することもできます。
ストラップタイプ：ストラップやバネがあり多少のサイズ調整ができるフィン。
素足で着用する製品もありますが、基本的にはマリンブーツなどの上から着用します。
船から直接飛び込むことが多い場合はフルフットタイプ、
移動することが多い場合は着脱しやすいストラップタイプがおすすめです。
フィンと併用して使うことをおすすめするのがマリンシューズ(マリンブーツ)です。
貝殻や珊瑚のカケラが多いビーチや濡れた岩場などを歩く時に、
裸足やビーチサンダルでは危険です。
足の裏を切ってしまう恐れがありますし、濡れた岩場は思った以上に滑るので、
大きなケガにつながりかねません。
もしフルフットタイプのフィンを選ぶ場合でも、
マリンシューズ(マリンブーツ)は常に用意しておくことをおすすめします。
自分の足にあったサイズを選ぶことはもちろんですが、
スノーケリングする場所を想定し必要な機能を見極めることが大切です。
たとえば、滑る場所を歩く際には底がしっかりとしたシューズにし、
着用したまま楽しむ場合は水抜けが良いメッシュ状のものがおすすめです。
スノーケリングベスト・ライフジャケット
安全に楽しむための必需品がスノーケリングベストです。
ベストがあれば浮力を確保でき、体力を使わずに浮力を保てます。
スノーケリングベストを着用してると『潜れない』と思って脱いでしまいがちですが、
足がつってしまったり、気がつかないうちに沖へ流されたり、高波にさらわれたり
溺れてしまう原因は突然やってきます。泳げない人のためだけではなく、
危険から身を守るためにスノーケリングベストの着用は大事です。
選ぶポイントは、浮力と色です。
サイズが大きすぎると浮力が大きすぎ、体が浮きすぎて動きづらくなります。
小さすぎても体が浮かばずベストとしての意味がなくなるため
自分に合ったサイズを選ぶことが重要です。
色が大事なのは、もしも水難事故にあってしまった時に発見しやすくなるためです。
海でも目立つ色の赤やオレンジ、黄色などのカラーを選ぶことがポイントです。
またスノーケリングベストを持ち運ぶならコンパクトに収納できるタイプが便利です。
荷物の多さが気になる場合は、自分で空気を入れたり抜いたりできる製品を選んでみてください。
スノーケリング前にマスクにひと手間を！
マスクを新品で購入後の大事なひと手間とは？
マスクを新品で購入した場合、ゴムの劣化防止の為にシリコンを塗っているため
そのまま海に行ってしまうと、ビックリするぐらい曇ります。
クリアな水中世界を堪能するために、使用する前にしっかり油膜を落とすことが大事です。
油分除去の方法は、研磨剤入り歯磨き粉で磨くことです。
①レンズの内側に研磨剤入り歯磨き粉をつけ、歯ブラシやスポンジを使って
5〜10分ほどしっかり磨き洗いする。
②顔の面が当ってる(スカート)部分やストラップ部分も忘れず同じように磨き洗いする。
③洗い流してツルツルした感触が無くなればOKです。
油膜を落としても海に入る前には曇り止めを！
油膜を落としても曇り止めを使用せずにマスクを着けると曇ってしまいます。
曇り止めを使うことでクリアな水中世界を堪能できます。
くもり止めを塗るベストなのは、海に入る直前です。
しっかりと効く曇り止めであればサッと塗って、サッと流すだけでバッチリです。
かなり前から塗っていると曇り止め液が固まってしまい流しても落ちきらずに
逆に見にくくなることがあるので気をつけてください。
私が曇り止めを使用した中でおすすめは、リキッド(液体)タイプ の『シードロップス』です。
指で伸ばしやすく、価格もリーズナブルなマスク用の曇り止めです。
最後に大事なこと
スノーケル用品を使ったあとは、真水で綺麗に洗うことが大事です。
その中でもマスクは顔の汚れ、スノーケルは自分の唾液などが付着します。
使用後は食器洗い用中性洗剤でマスクとスノーケルを綺麗に洗い、
タオルで拭かずに日陰で乾かすことが大事なポイントです。
まとめ
失敗しないスノーケル用品を選ぶポイント！について紹介させていただきました。
スノーケリングをすぐに始めるためにも、自分に合った物を選んで友達や家族と
いつでも行ける準備をしてみてください！
水中世界を堪能するためにぜひ参考に！！